22nd 9月 2010 | No Comments
@ishidaのリクエスト続きです。
バッファで複数のファイルを開けるようになったら、同時に表示しましょう。
今回は、ウインドウ分割についてです。
ウインドウとは
表示領域のことです。
1つのウインドウに1つのバッファが表示されています。
ウインドウ分割
複数のファイルを開くことで、vim上に複数のバッファが開いていますが、これを同時に表示させるため、現在のウインドウを分割させます。
コマンドモードで行います。
コマンド | 意味 |
---|---|
:sp(:split) | ウインドウを上下に分割 |
:vsp(:vsplit) | ウインドウを左右に分割 |
2つのコマンドでウインドウが分割できます。
それから、「Ctrl-w + s」とか「Ctrl-w + v」でも分割できます。この辺は好みでしょうか。僕は「:(v)sp」を使います。
ウインドウ操作
表示させたら、そのウインドウの行き来をしましょう。
コマンドモードで行います。
コマンド | 意味 |
---|---|
Ctrl-w w | 次のウインドウに異動する |
Ctrl-w h(j,k,l) | 左(下,上,右)のウインドウに異動する |
他にもコマンドはありますが、普段使うにはこのくらい知っていて問題はおきないでしょう。
ウインドウサイズの変更
ウインドウを複数表示したいときに、片方は1行だけで良いのになぁと思うことが多々あります。
1行だけでないにせよ、次に行いたいのはウインドウのサイズ変更になります。
これもコマンドモードで行います。
コマンド | 意味 |
---|---|
Ctrl-w +(-) | 現在のウインドウを上下に一行広く(狭く)する |
Ctrl-w >(<) | 左(右)のウインドウを一列広くする |
ここまで知っていれば不便に感じることもありませんが、他にもウインドウのサイズをそろえたりするコマンドもあります。必要であれば調べてください。
この記事の内容
今回の記事は、
- ウインドウを分割しよう
- 分割したウインドウを使いこなそう
という内容でした。
Category: linux